「給料が安すぎて生活できない」
「贅沢もしていないのに毎月の生活費でいっぱいいっぱいで、全然貯金もできない」
そんな状態が続いていませんか？
これって、経験した人にしかわからないかと思うのですが、給料で生活できない状態で日々過ごすのは、不安が募るばかりですよね。
私も30歳からIT業界に転職して、初めて就職したベンチャー企業では、給料が安すぎて生活できない状態でした。
部屋に何もないのにゴキブリが出るようなワンルームで生活し、
飲みにも行かず質素に暮らしていても、今までの貯金を切り崩さないとどうにもならない。
30歳過ぎて何してるんだろう。将来に不安しかない毎日でした。
この状態からなんとか抜け出したい。
そんな思いが積りすぎて行動したら、意外なほど簡単にその状態から抜け出すことができました。
今では超大手の外資系IT企業で働いていて、毎月しっかりと貯金もできるし、めちゃくちゃホワイトな生活を手に入れています。
こちらの記事では、給料が安すぎて生活ができない状態から、毎月ちゃんと貯金のできる生活にシフトした私の経験についてご紹介していきます。
「給料が安すぎる生活から抜け出したい！」
そんなあなたのために私の経験をまとめていますので、是非参考にしていただけたらと思います。
給料が安すぎて生活できない根本的な原因
あなたは給料が安すぎて生活できない根本的な原因がなぜだかわかりますか？
そんなの知っていたらこんな状態じゃないよ・・・
って思う方もいらっしゃるでしょう。
ズバリ結論から言うと、その原因のひとつはあなたの給料が平均的な給料より安いから。
同じように仕事をしているのに、もらっている給料が平均的な金額より安かったら、生活は苦しくなります。
あなたの給料が平均よりも安いのであれば、同じ仕事をしてもっと高い給料をもらっている人もいるのです。
同じ仕事をしているのに、給料が安い。
それを聞いたらバカバカしくなりませんか？
だから、この部分についてちゃんと知っておくことはめちゃくちゃ大切です。
そうでないと、いつまでも会社に良いように使われていくだけです。
給料が安すぎて生活できないと悩んでいるのであれば、一度自分自身の給料が平均的な給料に比べて安いのかを見直してみることをおすすめします。
平均的な給料
給料が安すぎて生活できない根本的な原因として、平均的な給料より安いことが原因の可能性があるとお伝えしましたが、では、実際にあなたの平均的な給料がいくらだかご存知でしょうか？
30代前半の給料を例にとってみると、男性の場合にはおよそ29万円、女性の場合にはおよそ25万円が平均的な給料として算出されています。
【出典】厚生労働省：令和元年賃金構造基本統計調査の概況（PDF）
上記の数字は単に全体の平均値を算出しているだけですので、業界や業種によっても変わってきます。
こちらを見てあなたがもらっている給料は、平均的な給料よりも安くありませんでしたか？
その場合、給料が安すぎて生活できない根本的な原因は、あなたが貰えるはずの給料をもらっていないからと考えても良いでしょう。
平均よりも給料が安いということは、毎月その差額分をあなたが損しているということになります。月に3万円平均で給料が安いとしたら、年間で36万。
その金額をあなたはサービスとして無償で労働力を提供しているようなもの。
そんな状態をこのまま続けていたら、一生のうちに何千万という給料を損していることになるのです。
それだけのお金があれば、一生の中でできることがかなり増えると思いませんか？
老後の資金も貯められると思いませんが？
まずは、あなた自信の給料が平均値より安いかを把握することで、あなた自信がどれだけ人生で損をしているかを確認することができるのです。
ここまでで、あなたの平均的な給料がわかったところで、では実際にあなたの適正な給料について解説していきます。
あなたの適正な給料
あなたの適正な給料って知っていますか？
業界や職種によっても変わってくるので一概に回答はできませんが、自分の適正年収を知っておかないと損をします。
情報を色々と調べるのも良いですが、最近では専門の企業が運営している様々なサービスを無料で利用することができるので、そうしたサービスを積極的に利用すると良いでしょう。
例えば、転職サイトのミイダス
では、自分の情報を入力するだけで適正年収や自分にオファーが貰えそうな企業を確認することができます。
適正年収もわかりますし、自分がこんな会社に・・・なんてこともあるので、やってみると面白いですよ。
あとは、現在の業界の事情や転職トレンドを確認するのであれば、転職エージェントの利用がおすすめ。
転職エージェントって聞くと、転職するわけでもないし・・・ってちょっと身構えてしまうかもしれませんが、
情報収集や相談をするために利用するのでも問題ないです。
転職業界について、様々な知識を持っているエキスパートに相談して、給料を上げる方法などの情報も聞き出せるし、
話を聞いていて、良さそうであればそのまま転職先も紹介してもらえるので、まずは気軽な感じで利用してみることをおすすめします。
給料が安すぎて生活できない状態から抜け出す方法
給料が安すぎて生活ができない状態を抜け出すには、節約して支出を減らす、副業をして収入を増やすなど、様々な方法がありますが、
私がおすすめするのは、転職をしてしまうことです。
私も給料が安い状態のときにいろいろと試したのですが、そもそも節約と言っても限界もあったし、実はそこまで生活費を削れなかったり・・・
あと、節約しているといろいろと制限がかかるので、毎日の生活がストレスになります。
それから、副業は本業が忙しいとなかなか時間的にも体力的にもキツイくてなかなかできず。
しかも、ものによっては成果が出るまでにある程度時間が必要な場合もあるので、なるべく早く生活ができない状態から抜け出したい場合には不向きだったりします。
その点、転職は転職した月から給料が変わるので即生活に反映されて、生活にゆとりが出ます。
実際に渡しも副業に手を出していたのですが、本業が忙しくてなかなか進められずな状態でした。
まあ、気合でなんとかできるって方も多いかもしれませんが、私にはできませんでした。
ただ、転職して時間や心に余裕ができると、副業の方も進めやすくなります。だから、将来的に副業でも収入を得ようと考えている方も、まずは転職をしてしまって、生活のゆとりを得ることをおすすめします。
給料上げるならまずは行動
先程ご紹介したように、自分の適正年収を調べてみるとわかると思うのですが、生活ができない場合は、実はあなたの給料って安すぎるんです。
こちらの記事は30歳前後の方に向けて書いていますが、そのくらいの年代であれば、業界によっては未経験でも20-30万円の給料を出してくれる企業はたくさんあります。
もちろん、ご自身が挑戦したい業界の給料テーブルが安い場合もありますが、とにかく生活を変えたいのであれな、まずは給料の良い会社に転職して、そこから挑戦したい業種にシフトしていくのでも良いでしょう。
こういった転職の方法は、「軸ずらし転職」と呼ばれますが、戦略的に転職をしていくことで、給料を上げながら、自分のやりたい、または挑戦したい業種にシフトしていくこともできます。
軸ずらし転職については、「転職と副業のかけ算」とうい著書が参考になります。こちらはmotoさんがご自身の経験を基に、年収200万円から1500万円になるまでの転職戦略についてまとめてくださっています。
給料が安い状態から抜け出す一歩目として、転職を戦略的に使って生きたい方は必読の一冊です。
少し話がそれましたが、給料が安すぎて生活ができない今の状態から抜け出したいのであれば、なによりもまずは行動です。
スキマ時間でもいいので、先程ご紹介した転職サイトミイダスなどで自分の適正年収を調べるのもいいですし、転職エージェントに面談の予定を入れてみるだけでも、素晴らしい一歩を踏み出しています。
毎日少しずつでも良いので行動したあなただけが、給料安すぎて生活できない状態から抜け出せるのです。
実際に私も、できることから初めて、3年ほどで給料が当時の3倍以上になりました。だから、一歩でもいいです。ただ、踏み出すだけです。
そうしたら、1年後、3年後には違う人生に変えることができますよ。
